AGAへの疑問 その①
AGA AGAの理論 DHT テストステロン 男性ホルモン 男性型脱毛症 脱毛因子 遺伝
前回のブログからAGAについてもう一度見直すべきではないかと思い、現在のAGAの理論、またはその治療法などについて疑問に思うところをあげていこうと思う。
さて、前回のブログではAGAってこんな風に言われていますよね!ってところで終わっていましたので、中身を見ていこうと思います。
AGAは、以下のようなメカニズムで進行します。
AGA(男性型脱毛症)の仕組み
AGAは、一般的に遺伝や男性ホルモンの影響などが主な原因と考えられています。
男性の場合、主に睾丸から男性ホルモン(テストステロン)が分泌されています。
そしてこの男性ホルモン(テストステロン)は血液中に混ざって体中を流れます。この男性ホルモンであるテストステロンが、血液を通して頭皮に存在する 「5αリダクターゼ」 という酵素と結びつくことで、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されます。
DHT(ジヒドロテストステロン)は、毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合して脱毛因子「TGF-β」を増やします。
この脱毛因子「TGF-β」が毛乳頭や毛母細胞へ「髪の毛がぬけるように」と指令を出します。
その作用で、髪を製造している毛母細胞は分裂活動を停止。髪の毛は、ヘアサイクルのうちの「成長期」という期間を十分に経ないまま「退行期」⇒「休止期」へと移行し、髪が太く長く成長することなく短くて細い状態で抜け落ちます。
うぶ毛の状態からなかなか成長できなくなる髪の毛の本数は徐々に増加し、薄らと地肌が目立つようになって薄毛へと進行していきます。
(グレー背景部分あるサイトより転載)
この文章をお借りしてきているサイト内容はかなりちゃんとしてて、商用的な理論にならないように構成されている薄毛対策のサイトとしてはかなり評価できるサイトではないかと思う。
では、検証をしていこうと思います。
いくつかの疑問を呈しますが、私の疑問にお答えできる方がいらっしゃったら是非コメントいただければと思います。
AGAの原因は「遺伝」とあるが、遺伝にもさまざまな説があるが、必ずしも遺伝しているという事は考えにくく、どの様に(O型・M型・複合型など)薄くなるかという薄毛の型は遺伝傾向はみられるが、何歳で遺伝が発症するのか!?などは遺伝していないと思う。
2つ目は「男性ホルモンが原因」ともどのサイトにも記載がある。これは確かに男性は一生涯全く薄毛にならずに生涯を終えるという事は無いことは私も理解している。しかしこれは女性もしかりで、老化とともに皮膚も髪の毛も老化し薄毛傾向になるという事から、男性ホルモンが原因だという事は言い切れないと思うのだが、どうだろうか・・・
また、男性ホルモンが原因というが、薄毛になる年齢(時期)の違いについてはどう説明するのか?
テストステロンが5αリダクターゼ(レダクターゼともいう)という還元酵素と結びつくことによりDHT(ジヒデロテストステロン)を生み出し、毛乳頭にある男性ホルモンレセプターと結合し脱毛を進行させるとある。このレセプターとの感受性(結合しやすいお互いの形)が遺伝するといわれているために、遺伝説はあると思うが、何故頭髪のみその現象があらわれるのだろうか。
脱毛因子「TGF-β」が毛乳頭や毛母細胞へ「髪の毛がぬけるように」と指令を出します
とあるが、これには異論を唱えたい。
抜けるようにと指令を出すのではなく、DHT自体毒性が強くが毛母細胞や毛乳頭に強い刺激となり、その刺激により代謝を速め、成長期が短くなるのではないかと思う。
そもそも髪の毛には回数券が有り、17~18回しかサイクルしないといわれているので、3年が2年になっただけでも18年早く薄毛になるという事になる。
しかし、男性型脱毛症(AGA)と言われている脱毛根には粃糠性のように毛球部に尻尾みたいなものは存在しないのが疑問だ。
このせいで産毛化が進むともあるが、その他の原因として皮脂腺の肥大化によるもの。または血流不足(毛細血管のゴースト化)などの原因の方が産毛化の原因としては割合が多いように感じるがそのあたりはどの様な見解なのだろうか・・・・
ざっとこんな感じで疑問が生まれる。
もちろん書いてあることに嘘は無いし、薄毛の一要因であることは間違いないと思うが、そのトリガー(本当の原因)となるものがあるように思うが皆さんはどうだろうか。